アイドルグループを巣立った「元エース」の2人が2021年1月3日、それぞれ縁が深いタレントとバラエティー番組で共演し、久々に柔らかな表情を見せた。
元欅坂46の平手友梨奈さんは、彼女の「大ファン」だという内村光良さんと、元モーニング娘。の鞘師里保さんは、アイドル時代にラジオで様々なエピソードをファンに残した明石家さんまさんと「再会」、それぞれのファンにとって感慨深いシーンになったようだ。
「マジで?本物」
内村さんは、1月3日放送の「世界の果てまでイッテQ!新春スペシャル!」(日本テレビ系)で、「かくし芸チャレンジツアー」の最後に福岡県の伝統芸能「筑前博多独楽」にチャレンジ。ここで特別ゲストとして、予告なく平手さんが登場した。ロケ地(東京・明治記念館)で、番傘で顔を隠して後方から現れた平手さんに「えーっ!違う違う違う」「マジで?本物」とびっくりしていた。この時の収録を「1時間くらい上の空で...」と振り返っていた内村さんだが、平手さんと2人で経験者の指導を受け、本番に挑戦する。
内村さんは「憧れる。ダンスとか表現力とか完璧じゃないですか」という平手さんを前に、緊張のためか練習中に話が盛り上がらず。スタジオの共演者に「一般の方の飲み会の方がもうちょっと盛り上がりますよ」と突っ込まれていたが、2人で「手乗り独楽」「破胡板(板の上で独楽を回す」「万灯(独楽を糸で通してくす玉を割る)」の曲芸を成功させた。
2017年から19年まで大みそかの紅白歌合戦で共演。17年には、内村さんが欅坂メンバーと共に「不協和音」を踊った。平手さんは20年1月に欅坂46を脱退後、バラエティー番組の出演はこの日が初めてだった。久しぶりに表情豊かな平手さんを見たファンは、
「てちがバラエティ出て笑ってる日が来るとは思っても見なかった。和やかでホッとする」
「てち、バラエティ共演がウッチャンで良かったねえ」
「イッテQで世間のてちのイメージ変わって欲しいですね!本当はよく笑う子ですよ」
とツイートしていた。