1位創価大追う駒澤・大八木監督「前に行って。危ないから」とテレビ中継車に「喝」 実況アナ「威勢のいい声が飛んで...」

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   第97回箱根駅伝復路が2021年1月3日に行われ、駒澤大・大八木弘明監督の「喝」がテレビ中継車に飛んだ。

   7区の同大・花尾恭輔(1年)のバストアップ姿がテレビカメラに抜かれた時だ。大八木監督が乗る運営管理車から、選手の前方を走るテレビ中継車に対し「前に行って。危ないからテレビカメラ」などの注意喚起が立て続けに響いた。

   そんな一幕が中継に映ると、ツイッター上には「テレビカメラ、大八木監督に怒られた!」「レースの邪魔をしないできださい」といった声があがった。

  • 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトより
    第97回東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトより
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実況アナウンサー「威勢のいい声」 ネット上では「怒られてるんだよ」

   復路は、2日の往路で初の優勝を果たした創価大から時差スタート。往路2位の東洋大、同3位の駒澤大が次々と箱根芦ノ湖を出発した。6区終点の小田原中継所では1位創価大、2位に駒澤大がつけた。

   7区(小田原中継所から平塚中継所まで)、1位の創価大を追うのは駒澤大の花尾。中継が花尾に切り替わり、先頭まで約320メートル、1分程の差で創価大を追いかける状況を実況アナウンサーが伝えた。

   花尾に近寄るテレビ中継車。すると、その後方を走る大八木監督を乗せた運営管理車から

「テレビカメラ車、もう少し前に...、テレビカメラ車」 「テレビカメラ車、もう少し前に行ってください」

と低めのトーンで注意喚起が響いた。実況アナウンサーは、ひた走る花尾の状況を

「まもなく5キロ通過。そこまではお伝えしたいと思います。今5キロ通過、手元の時計で14分17秒...」

と説明。その時だ。大八木監督から

「前に行って。危ないからテレビカメラ」

とマイクの音が割れそうなくらい強烈な「喝」が飛んだ。その声に、実況アナウンサーは

「(大八木監督からの)威勢のいい声が飛んで、前も見えている2位駒澤です」

と。そのまま中継を締めくくった。大八木監督の「喝」を聞いた人達からは、ツイッターに

「テレビカメラ、大八木監督に怒られた!」 「駒澤の選手に近すぎるテレビカメラに大八木監督の喝が飛び出しましたよぉ。レースの邪魔をしないできださい」 「威勢のいい声じゃなくて、カメラ邪魔!って言われてるんだって...」 「威勢のいい声がって言ってるけどあんたら監督に怒られてるんだよ」

などといった声が寄せられた。

   この一幕の後、中継カメラは先頭を走る創価大に切り替わった。

   7区の順位トップ3は、1位創価大、2位駒澤大、3位東海大だった。

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