「ベルトを取って息子にあげたい」
来年の5月に48歳となる西島氏。現行のルールでは公式戦のリングに上がることは不可能だが、それでももう一度、リングに上がりたいという。後進の指導に当たるかたわらで、自身のトレーニングも継続して行っている。
「私はNABO、OPBF、WBFの3本のベルトを持っていました。あともう1本、日本のベルトがほしい。ベルトを取って息子にあげたい。年齢的にライセンスを取得することが無理なのは分かっていますが、本気でリングに上がりたいと思っています。もう一度やりたい。日本ヘビー級タイトルマッチを」
国内唯一のヘビー級ボクサーとしてプロデビューしてから28年。ボクサー「西島洋介」はいまだ燃え尽きていない。