ミュージシャンのGACKTさん(47)が2021年1月1日放送の「芸能人格付けチェック! 2021お正月スペシャル」(ABCテレビ・テレビ朝日系)出演にあたり、コンビを組んだ倖田來未さん(38)をベタ褒めしている。
放送後、GACKTさんは自身のYouTubeチャンネルに倖田さんを招いた動画を投稿し、番組を振り返った。もともと倖田さんのことは「どちらかというと限りなく嫌いなタイプだった」が、「くぅちゃんのこと大好きになりまして」と印象が一変したと語っている。
「くぅちゃんいいですね!」
元日恒例の「格付けチェック」は、芸能人がチームを組んでワイン、吹奏楽、食材、ダンスなど6ジャンルの格を見極める問題に挑戦し、間違える度に一流から普通、二流、三流、そっくりさん、映す価値なし、とチームの格が下がっていくルール。GACKTさんは個人として62問連続で正解しているが、それが逆にプレッシャーとなり「円形脱毛症」になったことがあると明かしている。
毎年代わる相方の芸能人も大きな緊張感に襲われるとされる。20年正月にGACKTさんとコンビを組んだ「ゴールデンボンバー」鬼龍院翔さん(36)は、自身もミュージシャンながら吹奏楽の問題を間違え、GACKTさんに「スライディング土下座」したことなどがインターネット上で話題となった。
そんな「大役」を今回担ったのが倖田さん。番組冒頭で明かされたところでは、GACKTさん自身が白羽の矢を立てた。「仲が良かったわけではないけど、ライブを通して知り合って、この子だったら行けるんじゃないか」と直感したという。
すると倖田さんは、その吹奏楽の問題を見事正解。ダンスの問題ではGACKTさんに「外しようがないでしょう。だってあれだけ普段ダンサーと一緒にいるんですよ」「絶対間違えないですよ。間違ったらもう芸能界引退ですよ」と送り出されながら、やはり正解。「B(正解)のダンサーさん(「DA PUMP」KENZOさん)のパフォーマンスのほうが、削ぎ落とされた洗練さの中に、ポップを入れてたんですよ。パーンって筋肉を弾く動きを入れてた気がして」とプロの目線から解説し、GACKTさんを「くぅちゃんいいですね! すごいですね!」とうならせた。
倖田さんは牛肉、鹿肉、豚肉から牛を当てる最終問題でも、一時迷いながら、自信をもって正解の札を選択。別室で待つGACKTさんは「よぉーっし!」「最高の2021年のスタートじゃないですか」と跳び上がって喜んだ。正解して戻ってくる度に倖田さんをハグして出迎えていた。
「好きなタイプか嫌いなタイプかというと...」
2人は無事「一流芸能人」を堅持。GACKTさんは個人連勝を65に伸ばし、初出演の倖田さんは「心臓やばかったですよ」「ホンマに緊張がやばかった」と安堵。GACKTさんの「ハゲるの分かるだろ?」という問いかけにも、「ホンマに分かります」と同調した。
こうした内容にツイッターでは「GACKT様が珍しくべた褒めしてる」「GACKTと倖田來未がハグし合ってるの良かったな 信頼感がある」「やっぱりGACKT様は、すごい。そして倖田來未ちゃんも組んだ相手のプレッシャーによく耐えたと思います」などと絶賛コメントが多数投稿されていた。
放送後の1日夜、「がくちゃん GACKT official YouTube」の動画に2人が出演。GACKTさんが倖田さんの印象を語っている。「正直な話、くぅちゃんのことは好きなタイプか嫌いなタイプかというと、どちらかというと限りなく嫌いなタイプだったんですよ」と暴露したが、「今回の弾丸降りしきる雨の中、一緒に走らせていただいて、くぅちゃんのこと大好きになりました」と一変。こう信頼を寄せている。
「それは1人のアーティストとしても良いですし、人間性、言葉の端々に出てくる優しさだったり思いやりだったり、舞台裏でのやり取りだったり、素敵な人なんだなってことに気づけたのも良かった。2021年を2人で最高の形でスタートできたことも嬉しいです。本当にいい友達できたなあって感じです」
倖田さんも1日夜、インスタグラムで「もうほんまに、倒れそうなるくらいの緊張感の中の収録でした。音楽の問題だけは外せないと思い、命懸けで挑みました!!笑笑 GACKTさがこれを15年やってると思うと、倒れます」と振り返り、「緊張しましたけど、めちゃめちゃエキサイティングした番組でした! 光栄すぎて、今夜はいい夢見れそうです」と満足そう。GACKTさんに「素敵な機会をありがとうございました!!」と感謝していた。