2回目の「クイズ」はもしかして...
これらの声が指摘するのは、放送開始から2時間30分が経過した21時過ぎから始まったクイズコーナー「ガキベガス」。同コーナーでは「笑ってはいけない」というルールが停止され、通常のクイズ番組よろしく出演者の5人はクイズに正解することを至上命題としてしのぎを削ったが、出題VTRは過去映像をつないだものだった。
このため、出演者のにこやかなトークとは裏腹に、視聴者からは「過去の名場面クイズという時間稼ぎ」といったツイートが噴出するなど、「中だるみ」が否めないとする声が相次いでしまったのだ。確かに、クイズの出題内容とはいえ、過去映像をつないだVTRでは、インパクトという点では弱さは否めない。
ただ、新型コロナウイルスの流行によって通常の撮影ができなかった結果ではないかとする声も多い。事実、21時過ぎから始まった「ガキベガス」は22時前に終了するなど、約1時間にわたって放送されており、渡部さんの出演部分が全て「飛んでしまった」穴埋めと考えるには、やや長いと言うことが出来るだろう。
とはいえ、「ガキベガス」は番組終盤の23時38分頃から23時54分頃にかけても放送されており、しかも、ここでの放送時間は約16分と、「ちょうど1人分」と言えなくもない分数であり、「妙な冗長感」を醸し出していたことは事実。
もはや、「渡部さんがどこで出るはずだったのか?」という問いは検証不可能だが、やはり、渡部さんのことが頭をよぎってしまうのは、視聴者の心理としては無理からぬことと言えるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)