人気スポーツバラエティ番組「SASUKE(サスケ)」が2020年12月29日に放送され、「サスケ君」ことシステムエンジニアの森本裕介さんが5年ぶりの完全制覇を成し遂げた。
放送終了後、森本さんは自身のユーチューブチャンネルでその心境を明かした。
クリフハンガーディメンションを超えた時、我を忘れてうれしかった
100人の挑戦者が緑山(神奈川県横浜市)に集い、「鋼鉄の魔城」に挑んだ。トップアスリートやタレントも多数登場し、セカンドステージに進出した菅田琳寧さん(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)や岩本照さん(Snow Man)らの健闘には大きな注目が集まった。しかしサードステージを突破しファイナルステージまで進出したのは「名も無きアスリート」、森本祐介さんただ一人。2015年に完全制覇の経験を持つ、森本さんは地上25mのファイナルステージを驚異的なスピードで登り上げ、2回目の完全制覇を果たした。
森本さんは放送終了後、自身のユーチューブチャンネルでライブ配信を行った。
「僕もちょっと、さっき映像を見てから手の震えが止まらなくて。マウス握れなくてアクセスできなかったんですよ。本当にちょっと感動しすぎて。嬉しいな」
森本さんは支えてきてくれた人々に感謝を述べ、今大会を振り返った。
「あれ(サードステージのクリフハンガーディメンション)超えた時は、やっぱり我を忘れて嬉しかったですね。普段叫んだりしないタイプなんですけど、皆がクリアできない、自分もクリアできる確信がない中で、3㎝の突起をつかむことができたんで、あの瞬間本当に嬉しすぎましたね」
感極まった森本さんは少し涙ぐんだ。クリフハンガーは、壁に設けられた3㎝の突起に指をかけながら横移動することを強いるエリア。今大会初稼働した進化系「クリフハンガーディメンション」では、この壁が上下左右に動き、タイミング調整など判断力も求められた。この難所をクリアできたのは、森本さんだけだった。森本さんは後程「今までのクリフハンガー」とレベルが違いすぎて無茶苦茶だったとも語った。
「また難しくなったらやりがいあります」
今回の生放送では、他のSASUKE選手に電話をかける企画も実施。森本さんが最初に電話をかけた相手は、SASUKEの歴史をつくってきた「ミスターSASUKE」こと山田勝己さんだった。山田さんは、森本さんが完全制覇したことでSASUKEの難易度はさらにあがるだろうと推測する。
山田「今のレベルでな、はるかに難しくなって誰が行くんや!君のせいだよ(笑)」
森本「え~!まぁ、でもそうですよね。また難しくなったらやりがいあります」
その後、「最強の漁師」長野誠さんや「キタガワ電気 店長」の日置将士さんら多数のSASUKE選手が登場し、森本さんの栄誉をたたえた。長野さんは、森本さんの完全制覇を祝う最後のシーンが放送されたことについてこう述べた。
長野「まさかあの(池に)落とされるシーンを使うとは思わんかった」
出場者たちは森本さんを胴上げ後、池に投げ入れた。これを企画したのは長野さんだった。しかし、その流れで長野さんまで川に落とされた。二人はこのシーンが番組で使われたことに驚きながらも「嬉しかった」と喜びを語った。
この生放送は3時間超にわたり、最大1万3千人の人々が視聴した。
昨夜はYouTubeライブ配信にご参加いただき、ありがとうございました
— 森本裕介【サスケくん】SASUKE (@sasukemorimoto) December 29, 2020
最大13000人の方にご参加いただき、ビックリしています
皆様と楽しくお話しできて夢のような時間でした
今後ともよろしくお願いします#SASUKE2020 #SASUKE #サスケくん #森本裕介https://t.co/SPzy70FOtm pic.twitter.com/JQxBjM53Y9