「欅坂46」から「櫻坂46」へ 苦節の2020年乗り越え...表題曲超え「なぜ恋」が与えたインパクト 

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辛いニュース相次いだ2020年前半

   センターには「Nobody's fault」で森田ひかるさん、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」で藤吉夏鈴さん、「Buddies」で最年少の山﨑天さんが起用きれた。3人とも2018年加入、まだ3年目の2期生だ。

   欅坂時代は2015年のデビュー以来、8枚のシングルで全て平手友梨奈さんがセンターだったが、平手さんは20年1月に突然の脱退、以後も改名までに5人が卒業し、OGのスキャンダルも相次いだ。コロナの影響でイベントはストップし、10月12・13日に代々木第一体育館で欅坂としてのラストライブを開催、12月8日に東京国際フォーラムで櫻坂46としてのデビューカウントダウンライブをようやく開催できた(いずれも無観客)。

   10月の改名までファンにとっては耐え難いニュースが続いていたが、そこに公開された3曲は、途切れかけていたファンとメンバーの信頼関係を取り戻した、といえるだろうか。明るいカラーの曲と新世代の抜擢もファンの共感を呼びやすい構図で、「エース一強」だった欅坂時代とは違うスタイルで2021年以降のアイドル界での生き残りを賭けようとしている。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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