辛いニュース相次いだ2020年前半
センターには「Nobody's fault」で森田ひかるさん、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」で藤吉夏鈴さん、「Buddies」で最年少の山﨑天さんが起用きれた。3人とも2018年加入、まだ3年目の2期生だ。
欅坂時代は2015年のデビュー以来、8枚のシングルで全て平手友梨奈さんがセンターだったが、平手さんは20年1月に突然の脱退、以後も改名までに5人が卒業し、OGのスキャンダルも相次いだ。コロナの影響でイベントはストップし、10月12・13日に代々木第一体育館で欅坂としてのラストライブを開催、12月8日に東京国際フォーラムで櫻坂46としてのデビューカウントダウンライブをようやく開催できた(いずれも無観客)。
10月の改名までファンにとっては耐え難いニュースが続いていたが、そこに公開された3曲は、途切れかけていたファンとメンバーの信頼関係を取り戻した、といえるだろうか。明るいカラーの曲と新世代の抜擢もファンの共感を呼びやすい構図で、「エース一強」だった欅坂時代とは違うスタイルで2021年以降のアイドル界での生き残りを賭けようとしている。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)