井上尚弥「2021年中の王座統一」プラン 注目の「初戦」その相手は...?

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

ロドリゲス陣営は120日以内に再戦要求

   カシメロはリゴンドーに対してよほど自信があるのか、自身のSNSでは余裕たっぷりの構えを見せている。カシメロ陣営の思惑としては、通常開催が可能な時期まで井上戦を待ち、その間に世界的に名が売れているリゴンドーを叩いて箔をつけようというものだろう。リゴンドーは来年41歳になるとはいえ、軽量級屈指のテクニシャン。もしカシメロ陣営がリゴンドーを過小評価して楽観視していれば、かなり危険といえる。

   もうひとつの王座であるWBCは混沌としている。ここまでの一連の流れをまとめると、正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)が防衛戦を約1カ月後に控えて新型コロナウイルスの陽性反応を示し出場を辞退。これを受け急きょ、タイトル戦は王座決定戦となり、もともと出場を予定していたノニト・ドネア(フィリピン)とエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の対戦が決まった。

   ところが今度はドネアがウイルスの陽性反応を示し出場を辞退。ドネアの代役として同日の前座に出場を予定していたレイマート・ガバリョ(フィリピン)が抜擢され、王座決定戦は暫定王座決定戦に変更されて行われた。試合の結果、ガバリョがロドリゲスを2-1の判定で破り暫定王者になったものの、判定を不服とするロドリゲス陣営がWBCに120日以内の再戦を求めている。

姉妹サイト