コロナ感染で死去の羽田雄一郎氏「当日に会合」の真偽 スポニチ「誤情報であったため削除」

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羽田氏の実際の行動履歴は...

   福山幹事長は28日に記者会見を開き、羽田氏の直近の行動履歴を報告した。

   福山氏が家族や秘書から聞き取った話によれば、羽田氏は24日、周囲でコロナ陽性者が出たため、無症状だったものの「PCR検査がどこで受けられるか」と秘書を通じて参議院の診療所に問い合わせた。

   しかし、症状がないと民間施設でしか受けられないと回答があり、該当施設のリストが送られてきた。その中から羽田氏の主治医のいるクリニックに連絡するも、検査ができないといわれ、翌日に別のクリニックで予約した。以降、自宅で過ごした。

   24日深夜に38.6度の発熱があり、25日朝が36.5度、夜が38.3度、26日朝が37.5度、夜が38.2度、27日朝が36.1度と推移した。

   27日の検査当日も自宅で過ごし、秘書とともに車で病院に向かう最中に容体が急変する。羽田氏の呼吸が荒くなり、「俺、肺炎かな」の言葉を最後に会話が途切れた。あわてて救急車を呼ぶも、帰らぬ人となった。羽田氏は糖尿病、高血圧などの基礎疾患があった。

会見に臨む福山幹事長(立憲民主党公式サイトより)
会見に臨む福山幹事長(立憲民主党公式サイトより)

   福山氏は「ネット上で流れている、会合に出て途中で倒れたという情報は事実ではない」とも明言し、事実上、前述のスポーツ紙の報道を否定した。

   スポーツニッポンの記事は29日までに削除され、東京スポーツも「27日に会合に出席」との部分を削除している。

   スポーツニッポン新聞社は29日、J-CASTニュースの取材に「弊社が取材入手した内容が誤情報であったため削除しました」と誤りを認めた。東京スポーツ新聞社は期日までに回答がなかったが、回答が届き次第追記する。

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