「レッツゴー!陰陽師を歌いながらリンボガチャを回しました」
そして12月上旬、年内で2度目のブームが起こった。人気スマートフォン向けアプリゲーム「Fate/Grand Order(以下FGO)」に、陰陽師のキャラクター「蘆屋道満(あしや・どうまん、リンボとも呼ばれる)」がプレイアブルキャラクターとして実装されたのである。「レッツゴー!陰陽師」の歌詞に「ドーマン!セーマン!」という掛け声もあることや、蘆屋道満の振る舞いが非常にハイテンションでコミカルなことからも、この2つを連想してしまう人は少なくないようだ。
またFGOの蘆屋道満のレアリティ(希少度)は、入手難易度が最も高い星5つ。そこで一部ユーザーの間では、このキャラを獲得するために「レッツゴー!陰陽師」を再生しながらガチャを引くという「願掛け」のような行いが流行した。
「レッツゴー!陰陽師を歌いながらリンボガチャを回しました」 「ここだけの話、レッツゴー!陰陽師を流しながらガチャったら蘆屋道満来たんですよね............」
また蘆屋道満を出撃させる際に「レッツゴー!陰陽師」と呼び掛けるユーザーや、動画とキャラクターを絡めたファンアートを投稿するユーザーも現れた。ツイッター上には、「FGOでこれ初めて知ったけど中毒性高すぎる」、「レッツゴー陰陽師を流しながら道満使い続けた」といったコメントも寄せられている。
このような大きな反響を受けて、ニコニコ動画を運営するドワンゴは、J-CASTニュースの取材にこう述べる。
「ユーザーの皆様に長くお楽しみいただいていることは把握しております。 コメントも数多く投稿いただいており、皆様によって支えられている作品かと存じますので、これからも他動画作品同様、お楽しみいただければと思います」
またFGOユーザーの間では、「レッツゴー!陰陽師」再生ページの広告欄にFGOの宣伝が掲載されやすいのではないかといった声も上がった。これについてドワンゴは、広告取引の詳細は答えられないとしながらもこう述べた。
「広告の仕様としては、特定動画をセグメント指定できる広告ではございません」