枝野氏も言及せず
急逝だったのは間違いないようだ。羽田氏と同じ参院長野選挙区選出の杉尾秀哉参院議員は、12月23日に羽田氏と一緒の新幹線で上京し、「東京駅の改札口で別れたのが最後」だったことをフェイスブックの12月28日付けの書き込みで明かした。杉尾氏の書き込みでは、
「その後、発熱があり、日曜日にはPCR検査の予定が入っていたと聞いていましたので、きのう夕方、関係者から電話があった時には、てっきり検査結果の連絡かと思っていました。それが、突然の訃報だったとは...」
などと驚きを隠さない。
ただ、12月28日午後の段階でも死因は発表されなかった。立憲・枝野幸男代表は記者団に対して、訃報について「衝撃を受けている」としたうえで、
「病院に運ばれた段階ではすでに亡くなられていたということで、検死等の手続きをされているということだ」と説明している。枝野氏としては、事実関係を整理した上で会見に臨む考えだったが、「若干遅れるそうだという連絡が入った」ため、先にお悔やみについてコメントすることにしたという。
立憲の広報担当者は16時時点で、発表の見通しについて「最終確認中で分からない」と話すなど、混乱が続いたが福山氏は18時頃に記者会見を開き、羽田氏の直接の死因が新型コロナウイルス感染症だったことを明らかにした。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)