元プロ野球選手で格闘家に転身予定の相内誠氏は2020年12月27日、自身のインスタグラムの「ストーリーズ」機能でアパレル事業に乗り出したことを発表し、将来的なバー事業への進出も示唆した。
ただ、ユーザーからは「過去の行い」に関する質問も飛んだ。埼玉西武ライオンズ時代の20年4月、球団が定めたルールに違反してゴルフ場へ外出した理由を問われると、相内氏は「電車とかみんな乗ってるよね? それと比べて、大自然のひろーーーい山の中にあるゴルフ場。どっちがリスクあると思う?って考えてゴルフ行っちゃった」と振り返った。
「野球もこれぐらい真剣にやってたら...」→「それ言わないでww」
相内氏は12年ドラフト2位で西武に入団。20年シーズン限りで球団を戦力外になり、球界引退と格闘界転身の意志を示していた。12月25日には、21年2月28日開催のキックボクシング大会「RISE横浜大会」で格闘家デビューを飾ることを正式発表。同じ日には、新設したばかりのYouTubeチャンネル「相内誠ちゃんねる」で動画を初投稿した。
さらに27日にはインスタグラム上で自身がアパレル事業に乗り出したことを発表。ブランド名は「siel(シエル)」で、シンプルなデザインが特徴だという。また、プロフィール欄が「格闘家/BAR/YouTuber」となっていることから、今後バーを持つ予定なのか、とユーザーから問われると「それもまた今度Instagramでいいますね」と返答。さらに別の質問には「今コロナとかもあるし またタイミングみてちゃんと話すんで待っててね」と返し、将来的なバー事業への進出を示唆した。
球界を引退したばかりにもかかわらず、様々な活動や事業に手を伸ばしている相内氏。ユーザーからは「野球もこれぐらい真剣にやってたらなぁ 才能あったのにー」という声も寄せられたが、相内氏は「それ言わないでww」と返していた。
「ルール違反して反則負けなっちゃうかも」
ただ、ユーザーからは厳しい質問も飛んだ。西武在籍時代の20年4月には、球団が「自宅待機」「不要不急の外出禁止」を定めていたにもかかわらず、同僚の佐藤龍世選手と共に千葉県のゴルフ場へ向けて外出していた。このとき、車を運転していた佐藤選手が法定速度を大幅に超えるスピードで首都高を走行。相内氏と佐藤選手は出場禁止処分となり、10月8日には東京地裁が佐藤選手に対し懲役3月、執行猶予2年の判決を下している。
相内氏は27日、外出禁止期間中になぜ外出したのかとのユーザーの問いに対し、
「いい質問だね これ聞いて納得する人は少ないだろうけど言うね よく考えてみて、電車とかみんな乗ってるよね? それと比べて、大自然のひろーーーい山の中にあるゴルフ場。どっちがリスクあると思う?って考えてゴルフ行っちゃった まあよくないわなww」
と、自身の行いが「よくない」ことだったと自覚した上で、過去を振り返った。
さらに28日には「西武ライオンズのルールを守れない人に格闘技のルールが守れるか心配です」というコメントに対して、「どーだろ、ルール違反して反則負けなっちゃうかも」と、「泣き笑い」の顔文字付きで返答した。