コロナ禍で宅配増、配達員への影響は... ツイッターでの「悲鳴」に反響

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「クレームが増えたか分からないが、配達員への激励の方が多い」

   もっとも、在宅時間が増えたほか、置き配も定着してきて、国交省によると、10月の再配達率は11%と、前年同月比4ポイントほど減ってはいる。しかし、ネット注文増加の影響の方が大きく、配達員の負担は増大しているのだろうか。

   宅配大手の1つヤマトホールディングスの広報担当者は12月25日、J-CASTニュースの取材にこう答えた。

「11月までを見てみますと、例年に比べて、全体的に宅配の取り扱いが増えているのは事実です。しかし、適正な体制を組んでおり、通常通り届けられるように配達しています。玄関前に置くなども選べるサービス『イージー』の導入や薬局など受け取り拠点の拡充などの対策を進めています。指定時間に届けられないことが増えているわけでもないと思いますね。仕事が深夜に及ぶようになったとは、確認しておらず、適切に労務管理していると考えています」

   客からのクレームについては、増えているかどうかは確認していないというが、配達員への激励の方が多いとしている。

   前出の配達員は、労働環境の悪い一部業者で働いている可能性はあるが、ネット注文増加によるしわ寄せがあるとすれば、環境改善の必要がありそうだ。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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