厚労省の見解は
東京大学大学院の鳥海不二夫准教授の12月25日付ヤフー個人記事「ツイッター上では新型コロナワクチンをどう捉えているか」では、8月以降のワクチンを含むツイートを分析している。
その結果、新型コロナワクチンの「デマや不安をあおるマスコミの記事への注意喚起」を含むツイートが広く拡散しており、鳥海氏は「ツイッター上ではワクチンに関してはポジティブな反応が多いことが分かりました。特に、ネガティブな反応への警戒ツイートが多かったことからも、新型コロナワクチンへの期待と、ワクチン接種阻害への警戒が強いことが伺えます」と見解を示している。
厚労省の25日の厚生科学審議会の部会では、副反応について「ワクチンの接種後に副反応が生じることがあり、副反応をなくすことは困難である」「比較的軽度だが頻度が高い副反応や、重篤だが極めてまれな副反応が含まれる」と説明し、ワクチン接種の有効性とリスクを比較衡量して判断する必要があるとしている。