アミューズ「強い憤り」、週刊新潮「記事に書いたことが全て」
さらに、週刊新潮は特集内で、かつてアミューズに所属していた俳優の小出恵介さんが17年に未成年女性へのわいせつ行為で謹慎処分となったことを受け、小出さんが出演予定だったドラマの代役として、事務所側が当時イギリスへ留学していた三浦さんに「緊急帰国を命じた」、とする「キー局のディレクター」のコメントを掲載した。
アミューズは24日に公開した文書の中で、
「一部報道で、三浦春馬が、もともと出演が予定されていた他の俳優の代役としてドラマに出演するために、留学を取り止めて帰国した、と報じられておりますが、そのような事実は一切ありません。記事にあるドラマは企画立案時より三浦春馬を主演に企画されており、このような虚偽の報道は故人の名誉を傷つけるだけでなく、ドラマを制作してくださったスタッフの皆さんをも侮辱する行為であり、強い憤りを感じております」
と抗議。出版社の名指しはしていないものの、三浦さんの「代役出演」をめぐる報道を「虚偽報道」だとした。
アミューズは「これまでの報道やネット上の投稿などでも、全く根拠のない情報に基づいて、三浦春馬が関わってきた方々を傷つけるような行為が後を絶ちません」とする。その上で、「誹謗中傷、デマ記事、根拠のない憶測記事に対しては法的措置を含む対抗策をこれまで以上に毅然と講じる所存です」とした。
一方の週刊新潮編集部は25日、J-CASTニュースの取材に対し、
「記事に書いたことが全てです。弊誌としては三浦春馬さんを知る関係者に話を聞き、改めて自死に至るまでの中で経緯を振り返って貰ったもので、内容は真実と確信しております」
と回答した。