浜崎あゆみを襲う「トラブル」の数々 その連鎖は2020年で終わるのか?

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2018年からコンサートのタイトルは「TROUBLE」

   2018年、浜崎さんは4月から7月にかけて行ったアリーナツアーに加え、10月からはホールツアーを開始。日程は翌2019年2月にまで及ぶ大規模なものだったが、そのタイトルは「ayumi hamasaki LIVE TOUR -TROUBLE- 2018-2019 A」というもので、「TROUBLE」という後ろ向きな意味の単語を含むものだった。タイトルについて浜崎さんはその意味について特段言及することはなかったため、ファンの間ではその真意が何であるかについての議論が巻き起こるなど、その「意味深さ」自体が話題を呼ぶこととなったのだった。

   同ツアーは2019年2月に終了したが、浜崎さんは5月から再び「ayumi hamasaki TROUBLE TOUR 2019-2020 A-misunderstood-」と、今度は「TROBLE」に加え、「misunderstood」(誤解)という単語も含むタイトルでコンサートを開始。8月まで全国を巡り、大晦日にはカウントダウンライブを行い、その2日後となる2020年1月2日未明には第1子を出産していたことを発表したのだった。

   そして、その2020年2月から始めたのは「ayumi hamasaki TROUBLE TOUR 2020 A~サイゴノトラブル~」と銘打った全国ツアー。そのツアーがコロナが原因でわずか2公演で打ち切りになってしまったのは前述した通りだが、「サイゴノトラブル」という文言が入っているところからして、浜崎さんとしては「トラブルが終わる」という意味合いを持たせたタイトルを付けたのだと考えるべきだろう。

   事実、浜崎さんは自身の誕生日である10月2日に、当初の予定を変更して同ツアーの最終公演をオンライン開催し、それこそ「トラブルを終わらせた」のである。だが、12月に入り、浜崎さんはコンサートの実施方法変更という新たなトラブルに見舞われることとなってしまった。

   ただ、浜崎さんとしては、トラブルを終わらせることを決してあきらめていないだろう。というのも2021年1月にはオンライン開催となった「サイゴノトラブル」の最終日の様子を収録したブルーレイとDVDを発売予定であり、公式サイトには「サイゴノトラブル完結」との文字が。このフレーズに「トラブルを終わらせる」との「願掛け」が含まれている可能性があると考えるのは、それほど無理筋とは言えないのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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