画面に触れずに操作できるディスプレイの提供を開始
ちなみに売上高が全体の4%程度の飲料部門もある。これは53%出資する北海道コカ・コーラボトリングが手がける事業を指す。国内のコカ・コーラグループは最近、「檸檬堂」ブランドの缶入りレモンサワーが好調で大日本印刷もその恩恵も受けているのだが、観光や外食での飲料需要の減少の影響が大きく、20年9月中間期は1億円の営業損失となった(前年同期は6億円の営業利益)。他に営業利益の1割強を稼ぐ生活用と産業用の包装材部門がある。
大日本印刷は12月16日、画面に触れずに操作できるディスプレイの提供を始めた、と発表した。かざした手の動きを画面下部のセンサーがとらえることで可能になったもので、非接触が求められる自動販売機などでの利用を見込むという。