実に対照的な復帰方法が2人の明暗を分けた!?
発覚直後には「これでもか」とばかりに叩かれた両者だが、その後の視聴者の反応は、まさに真逆の結果となっているが、その原因は、やはり、テレビ番組という「嫌でも情報が目に入ってしまうメディア」と、雑誌という、「意識的に見ようと思わなければ見えないメディアで復帰」という点に集約されるのではないだろうか。
前者を選んだ渡部さんは、テレビ、それも大みそかの国民的番組である「笑ってはいけない」で華々しく復帰を目指した。しかしそれは予想以上の反発を招き、記者会見を開かざるを得なくなり、結果的に大失敗することとなった。
一方の唐田さんだが、「意識的に見ようと思わなければ見えないメディア」である雑誌、しかも専門誌での復帰である。それであれば、発覚直後は鬼の形相で怒っていた視聴者の反感も買いづらい。そうして、徐々に「復帰」を既成事実化していけば、テレビの世界にも「ソフトランディング」できるだろう。
渡部さんの失態と見比べると、実に「賢明な」復帰方法だと言えるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)