記者会見が裏目に出た渡部さん
しかし「なぜ、多目的トイレを選んだのか?」といった核心を突く質問が飛び出した際には、真正面からは答えなくなってしまうなど歯切れの悪さが目立ったため、視聴者からの怒りを緩和することに失敗。結果、「笑ってはいけないシリーズ」の出演シーンが全カットの方向で調整されているとの報じられるなど、記者会見を行ったにもかかわらず活動休止期間が「自動延長」される状況となっている。
一方、今回の唐田さんにとっての「復帰の狼煙」となる連載の開始だが、確かに、前述のような批判の声は上がっているものの、渡部さんへの批判とは決定的に違う点があることに気付く。それは、「どこか冷めた感じのものが多い」という点だ。
渡部さんの記者会見後にネット上で噴出していたのは、「多目的トイレした渡部健は絶対許さないからな」といった感情をむき出しにして復帰に反対する声が多かったものの、唐田さんに対して上がっているのは、「唐田えりかしれっと復帰してるやん草」といった、どこか冷ややかな、感情の起伏が少ないものが多い。
もちろん、騒動からの時間が唐田さんのほうが経っているということは言えるだろうが、当時の唐田さんへのバッシングの激しさは、渡部さんに勝るとも劣らないものだったことは確かだ。このためか、ネット上には、
「あー、こりゃ渡部と違って、『無関心』の人が多そう。 まあ精々やれるもんならやってみなよ、興味ないけど、っていう冷めた視線というか...」
といった、渡部さんの時とは違って「無関心」の視聴者が多いと感じたとする声も上がっているほどだ。