初便は「片道のご利用がかなりいらっしゃる」
西田氏は出発を前に開いた記者会見で、30という予約数について、
「こういうコロナ禍での国際線の就航で、あまり多くのお客さまがお集まりになるとは期待はしていかなかったので、これで十分ありがたい」
とする一方で、「ホノルルは観光都市で、この規模でずっと持続するのも難しいと思っている」とも話し、需要回復まで「耐えていかざるを得ない」とした。
通常、ホノルル線は往復で予約する観光客が大半だが、西田氏によると、今回の初便は「片道のご利用がかなりいらっしゃる」。米国のビザ免除プログラムは往復の航空券を持っていることが前提となっており、「片道のご利用ということは、何らかの形で向こうに入国できるグリーンカードを持っているのかビザを持っているのか、米国(国籍)の方なのか、ということだと思う」として、初便搭乗の26人のうち観光客はきわめて少ないとの見方を示した。