球界から「コーチ待望論」上がるOBたち 立浪和義、中村紀洋...監督経験者も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

監督としてはとにかく...打撃コーチなら!?

   「打撃コーチとして適性がある」と言われているのが、今季限りでDeNAを退任したアレックス・ラミレス監督だ。16年から5年間でリーグ優勝はならなかったが、Aクラスに3度。17年はクライマックスシリーズを勝ち抜いて、日本シリーズに進出した。

   采配に関しては賛否両論の声があったが、打撃指導については「選手個々の特性をわかってくれて指導してくれるのでありがたい」と選手たちから感謝の声が多かった。メジャー挑戦した筒香嘉智の後継者として、今季4番に抜擢した佐野恵太が打率.328、20本塁打、69打点で首位打者を獲得と大ブレーク。ラミレス監督が直接指導する場面も多くみられ、素質開花に導いた。

   名球会入りした会員を見ると、トルネード投法で日米で旋風を起こした野茂英雄、元中日の通算219勝左腕・山本昌、巨人やヤンキースで活躍した稀代の長距離砲・松井秀喜、広島の天才打者・前田智徳などがNPBの球団でシーズンを通してのコーチ経験がない。名選手たちが再びユニフォームを着ることを願う野球ファンは多いだろう。

1 2
姉妹サイト