BoA聴取報道に「韓流の先駆けが...」と驚きの声 日本から許可なく向精神薬持ち込みか

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   歌手のBoAさん(34)についての報道が世間を騒がせている。2020年12月17日深夜から翌18日朝にかけて、各メディアがBoAさんについて、日本で処方された向精神薬を韓国に許可なく違法に持ち込もうとした疑いで韓国の検察から事情を聴取されたと報道しているからだ。

   人気芸能人をめぐる「聴取報道」とあって、ネット上では「ニュース見ててびっくり!! BoAが取り調べ?」といった驚きのツイートが続々。なお、報道が続くにつれ、BoAさんに故意性はなかったとする論調の報道も出始めており、今後の情勢は流動的だが、上記の声と併せて、「韓流の走り(先駆け)だったと思う」との指摘を織り交ぜつつ、今回の件に驚く声も上がっているのだ。

  • BoAさんのツイッターから
    BoAさんのツイッターから
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2002年に1stアルバム「LISTEN TO MY HEART」をリリース

   BoAさんは2000年8月に韓国でデビューを果たしたのち、01年5月には日本デビュー。02年1月に4thシングルCD「LISTEN TO MY HEART」を発売したほか、同年3月には1stアルバム「LISTEN TO MY HEART」をリリースし、オリコンアルバム週間ランキング1位を獲得したことにより日本での知名度が飛躍的に向上した。その後も日韓両国で芸能活動を続けているのは周知の事実だが、現在も活躍を続けるBoAさんに「聴取報道」が降りかかったということで、大きな注目を集めてしまったようだ。

   なお、前述の「韓流の走り(先駆け)だったと思う」とのネット上の反応での指摘の通り、2001年時点で日本国内においてはまだ「韓流」という名称は浸透しておらず、(大きな広がりを見せたのは、韓国ドラマ「冬のソナタ」が地上波初となるNHK総合で放送された2004年とされる)、まさに、BoAさんは日本における「韓流の先駆け」と言える存在だ。この点も、報道に対する驚きの声が大きくなってしまった要因と言えるだろう。

「え! メリクリのBOAちゃんが?」「この時期になるとメリクリだよね」

   さらに、驚きの声が広がってしまったことには、もう1つ「悪条件」が重なってしまったと言えるだろう。それは、「12月」「クリスマスが近い」という要素だ。

   2004年12月1日、BoAさんはシングルCD「メリクリ」をリリース。BoAさんにとって15枚目となるシングルとなる同曲は、そのタイトルの通りクリスマスソングであり、リリースの翌年以降も世間の人々の間で思い返される往年の名曲となったのだ。このため、今回のBoAさんの報道を聞いたとする声の中には、「え! メリクリのBOAちゃんが?」「BoAちゃん可愛いくて好きなんやけど(略)心配やな...この時期になるとメリクリだよね」といったツイートもあるほどで、本人及び楽曲のネームバリューの大きさが波紋を過剰に大きくしてしまった感は否めない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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