2020年12月16日放送のテレビ番組「あいつ今何してる?」(テレビ朝日系)に、元関西ジャニーズJr.の福原一哉さんが出演した。18年ぶりに姿を見せた先輩に対し、関ジャニ∞のメンバーが涙を見せる場面があった。
ひっそりと事務所を退所した先輩に会いたい
福原さんは関ジャニ∞の面々がジャニーズ事務所に合格し、芸能活動を始めたばかりの頃
何かと気にかけてくれた先輩で、5人の恩人。優しくて誰もが慕う人物だったそうだが、関ジャニ∞を結成した2002年頃から関わる機会が減ってしまい、その後ひっそりと芸能界を引退していたという。
番組スタッフが捜索した所、現在福原さんは一般企業に勤めていることが判明。快くVTRに出演した彼が明かした退所理由は、Jr.内でユニットを組んでいた相方が先に辞めたこと、20歳になったので、「そろそろケジメをつけなければ」という2点だ。
当時は20歳がCDデビューのボーダーラインと言われていたジャニーズ事務所で、これ以上続けるのは困難だと判断したのだろう。福原さんは「6年間ジャニーズ事務所にいたし、楽しかったから、本当に悩んで辞めた」と振り返りながら「踊りたい」という若干の未練はあったため、ほとんど誰にも言わずに芸能界を去っていたことを明かしている。
「ダメです...1回休憩します...」
退所後に一度だけ関ジャニ∞のライブに行った際「カッコよかった。スゴイなと思った」が、楽屋を訪れることはしなかったという福原さんは、「僕からしたら忘れてるかな。誰?ってなるかな」という思いがあったと言及。現在も番組は常にチェックしているようで、同志のような感覚で活躍を見守っていると笑顔を見せた。
一連のVTRを見たメンバーは、大好きだった先輩の温かい言葉に「ぐっときた」とコメント。中でも丸山隆平さんは「これはヤバいな...」「ダメです...1回休憩します...覚えてくれていたのが嬉しかったです...」と涙ながらに語った。