2020年12月17日、東京都は新型コロナウイルスの新規感染者が822人確認されたと発表した。
「後手後手の緊急事態宣言が一番悪手だ」
新規感染者822人というのは前日16日の678人を大幅に上回る感染者数であり、2日連続で新規感染者の過去最多を更新した。
また、東京都は同じ17日、都内の医療提供体制の警戒レベルを「レベル4」に引き上げた。これは4段階中最も厳しい判断であり、医療提供体制について「体制が逼迫している」とするものである。
都の発表を受け、政治家や著名人らもネット上で日々増え続ける感染者数に対する持論を展開している。
国民民主党の玉木雄一郎代氏は、自身のツイッター(@tamakiyuichiro)で「国は緊急事態宣言を検討すべきだ。客観的基準に基づいて判断すべきであって恣意性を入れない方がいい。繰り返しになるが、後手後手の緊急事態宣言が一番悪手だ」との意見を投稿。
立憲民主党の福山哲郎幹事長(@fuku_tetsu)は「東京都 新型コロナ 800人超 感染。日々、危機感が募ります。」とツイートしている。
デーブ・スペクターがずばっと
前東京都知事・舛添要一氏(@MasuzoeYoichi)は「速報:本日の東京都のコロナ感染者800人を超える。木曜日は多くなるので700人を超えると予測していたが、それよりも100人も多い。後手後手の対策で、極言すれば、首都東京は炎上している」と投稿し、現状に危機感を募らせているとした。
一方、タレント・テレビプロデューサーのデーブ・スペクターさん(@dave_spector)は「メディアがまるで感染者1000人を超える事を期待してるようにみえる」として、感染者数の増加をクローズアップするメディアに対し疑問を投げかけている。