大手学習塾「臨海セミナー」、抗議の競合・ステップと「和解」 「お互い透明性のある競合関係のもとで切磋琢磨していく」

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合格実績のカウント方法も焦点に

   申入書では、入試直前に他塾に通う生徒を籍はそのままで「特待生」(難関校の受験、結果の報告、広告掲載などを条件に、授業料が一定額免除される制度)として勧誘しているとも指摘した。

   もしこの生徒を合格実績としてカウントしている場合、「自塾の合格実績だけを増やそうという意志を強くもった組織的な行為と考えられ、モラルに欠ける行為と言わざるを得ません」と忠告していた。

   内部告発者などからも同様の証言が上がったが、臨海は10日、

「合格実績に関しては、弊社自主基準に沿って管理を行っておりますが、当然のことながら一定の基準をクリアした指導を行った生徒のみ合格実績としてカウントしており、指導時間や日数が不十分な生徒、模試のみ・講習のみの生徒、指導を受けていない生徒を実績にカウントすることなどはありえません」
「弊社の合格実績に関しては、全て通塾生名簿と完全なる照合を行い掲出しているものであり、疑いをもたれる余地は全くございません」

と公式サイト上で否定した。

10日に公式サイトで公表された合格実績の自主基準
10日に公式サイトで公表された合格実績の自主基準
10日に公式サイトで公表された合格実績の自主基準
10日に公式サイトで公表された合格実績の自主基準
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