サンジャポは名前の「言いにくさ」を指摘
週末のワイドショーも相次いで「呪術」を取り上げた。13日放送の「サンデー・ジャポン」(以下、サンジャポ)では「鬼滅の刃」に次いで「社会現象を起こすかもしれない」作品として紹介。国内外で注目が集まる中、社会現象を起こすには「じゅじゅつかいせん」という名前の言いにくさが「唯一の弱点」であるとした。
また同日の「アッコにおまかせ!」でも「Z世代が選ぶ2021年トレンド予測」というパネルの中で「呪術」が紹介され、MCの和田アキ子さんは「やっと『鬼滅の刃』9巻目に行ったのにもうコレかいな...」とコメントしていた。
番組によってそれぞれ取り上げ方は微妙に異なる。ただ、「鬼滅」のヒットを引き合いに出しているという点は、これら全ての番組に共通していた。また、女性人気に触れた点(まるサタ、おまかせ)、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司さんがYouTubeで作品を絶賛している様子を伝えた点(まるサタ、サンジャポ)、スタジオの芸能人が作品に対する評価を寄せた点(まるサタ、おまかせ)など、部分的な共通点も多かった。
こうしたTBS番組での「呪術特集」を見ていたツイッターユーザーからは、「バラエティで漫画が大々的にとりあげられる時代になったんだからすごい」「スタッフさんが呪術廻戦を選んでくれたのはめっちゃうれしい」と感心する声が聞かれた。その一方で、
「呪術推したいのはわかるけど...」
「鬼滅と呪術は全く違うからね?」
と、その「推し具合」が気になったという人も多かったようだ。なお、13日昼には「サンジャポ」で取材に答えた街の女性が発した「ネクスト鬼滅」というワードが日本のツイッタートレンドに入った。
【呪術廻戦 大ヒット 世界でも“領域展開”】
— TBS NEWS (@tbs_news) December 10, 2020
累計発行部数1200万部を超えた大人気作品「#呪術廻戦」。11日からの期間限定イベントに予定の10倍の申し込みがあったほか、フランスなど海外でも異例の反響を呼んでいます。日本だけでなく、世界にも #領域展開 しているワケとは…?#news23 pic.twitter.com/wcstte9eNq