『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の2020年12月15日未明放送回に、放送作家でタレントの野々村友紀子さんが出演した。家事・育児に消極的だった夫を改心させる「ある行動」が話題になっている。
「イラッとさせる夫のNGワード」
番組には、結婚18年目となる夫でお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんとともに夫婦で出演。これまでの家族生活のなかで感じた「イラッとさせる夫のNGワード」として、「バタバタしている私を見て『休んだらいいのに』を言う」ことを挙げ、「これ一番アカン。誰がやるの? 休みたいよ」と無神経な一言に憤慨。川谷が「僕も優しさだと思っていました」と当時を振り返ると、スタジオのお笑いコンビ『平成ノブシコブシ』吉村崇さんからは共感の声が。
そのほか、「夜に使おうと思っていた食材を、昼に勝手に食べられる」「賞味期限キレてるからって勝手に捨てるのやめてね。こっちは長年の勘と実績でやっておりますから」と食に関することもイライラが募っていったと明かした。
「家事の全体図が全く見えてない」
しかし、ある日野々村さんは過労で倒れてしまったことをきっかけに、川谷さんは改めて家事・育児の負担の大きさを知ることに。手伝う気持ちは高まるも一向にこなす量が変わらない川谷さんに対し、「家事の全体図が全く見えてない」ことが原因だと感じた野々村さんは、「148項目の家事・育児リスト」を作成。そこには、単に「洗濯」とは書かず、例えば「洗濯機のフィルターの汚れを取る」「柔軟剤を買ってきて詰め替える」など、いわゆる「名もなき家事」が記載されており、これに川谷さんは「(148項目中)僕がやっていたのは8つだった」と仰天。「主婦の大変さをわかっていたつもりやのに、わかってなかった。今まで申し訳なかった」とし、「(名もなき家事の)システムがわかれば、先回りして出来るようになる」と学びえた教訓を伝えていた。
こうした「しくじり談」に、主に主婦層と思しき視聴者からは「これ毎週再放送して世の中に流し続けるべき。共感の嵐だと思う」「家事の全体像を把握するってのは仕事にも遊びにも同じ事が言える!! そして、家事の148項目とか見てわかりみが深い。洗濯も掃除も項目は本当に細かくすると膨大な量あるよね」「世の旦那たちに見せるべき 婚約したら必須科目でDVD渡すべき 主婦には名前のない家事がたくさんありまくるんだよ」などと共感の声が多くあがっている。