海外では導入進み...切り替えの好機かも
鉄道界でのVisaのタッチ決済によるキャッシュレス決済サービスの導入は外国人観光客にとって大助かりだ。何しろ手持ちのクレジットカードで直接決済できるため、いちいち切符を買ったり、交通系ICカードを購入したりしなくてもよいからだ。
筆者はポーランドの地方都市を走る市内バスでクレジットカードによるタッチ決済サービスを利用した。乗車時にカードを車内にあるカードリーダーにかざすだけで決済が済み、切符は発行されない。
ヨーロッパの地下鉄ではクレジットカード対応であっても、タッチ決済対応カードしか応じない券売機は以前から見られる。今年に入り郵便局がクレジットカードのタッチ決済サービスを開始。少しずつではあるが国内でも暗証番号を入力する場面は減っている。
海外旅行好きはもちろん、普段からクレジットカードを愛用している方はこの機会にタッチ決済対応のカードへの切り替えを検討してもいいかもしれない。
(フリーライター 新田浩之)