大晦日に放送される「NHK紅白歌合戦」まであと半月ほど。2020年12月2日にCDデビューを果たした女性アイドルグループ「NiziU」の勢いが止まらない。8日発表(14日付)のオリコン週間ランキングではデビューシングルが31.2万枚で堂々の1位を獲得するなど、まさに、向かうところ敵なしと言っても過言ではない活躍ぶりだが、その一方で意外な方面から、その勢いにブレーキがかかりかねない動きも見られる。
韓国デビューの日程が、いったん白紙に
「週刊女性」(12月22日号)は、「韓国でのデビュー日が決まらない...」との見出しで、NiziUの韓国デビューがいまだ未定であるとの記事を掲載。関係者の話として、韓国人メンバーが不在なことや反日感情などが遠因となり、支持が伸び悩み、デビューが決まっていないと報じたのだ。
NiziUといえば、9人のメンバー全員が日本人でありながら、プロデュースを担当するのは韓国の人気音楽プロデューサーであるJ.Y.Park氏であることで知られる。このため、NiziUに関しては、日本のファンの間では韓国デビューは「当然視」されていた。NiziUに対しては、ネット上では「事実ならただただ悲しい...」といった、ファンからの心配の声が相次いでいる。
確かに、韓国語のニュースサイトでNiziUについて検索すると、多くの記事が掲載されているものの、あくまでその多くは日本での快進撃への驚きを伝えるものだ。また、Googleトレンドのデータでも、日本国内での「NiziU」の検索回数が100だとすれば、韓国はわずかに「5」と、現地での盛り上がり感は希薄だ。
また、これに加えてもう1つ、「見ていると心配になる」とでも言える要素がある。それは、「メンバーに体調不良者が相次いでいる」という点だ。