過去5年間で話題となった作品は?
ファンからは「MAPPAの歴代作品ガチで強すぎ 作画の悪魔と契約してるのかな」、「ぐちゃぐちゃのめちゃめちゃ期待してるよ MAPPA!」といった声が上がっている。中には「成功が約束されたMAPPA制作!!」と称する声も。
アニメーションスタジオMAPPAは、過去にどのような作品を手掛けてきたのだろうか。J-CASTニュースは、検索ワードの量の増減を時系列にたどれるツール「グーグルトレンド」とSNS分析ツール「ソーシャルインサイト」を用いて、過去5年の間に話題となった作品や出来事を調べた。
「グーグルトレンド」によると過去5年の間、最初に大きな注目が集まったのは16年10月中旬だ。「ソーシャルインサイト」で当時、MAPPAについて言及したツイートを分析するとTVアニメ「ユーリ!!! on ICE」へのコメントが多いことが分かった。同作はフィギュアスケートを題材にしたオリジナルアニメで、「美しい」、「素晴らしい」といった感想が多く寄せられた。
「フィギュアスケートの美しさとスピード感がアニメに...アニメってすごいな...MAPPAさん!」
「ユーリといい、この世界の片隅にといい、MAPPAは今いちばん美しい絵を動かす制作会社かもしれない」
これ以降、同スタジオの検索数はやや高い水準となっている。
続いて大きな話題となったのが19年1月下旬、MAPPAが開催した企画展が大きな注目を浴びた。「MAPPA SHOW CASE」として、これまで手掛けたアニメ「ユーリ!!! on ICE」、「BANANA FISH」、「ゾンビランドサガ」、「どろろ」、「賭ケグルイ××」の展示を行った。いずれも人気作品で、同スタジオの看板作品ともいえる。SNS上では「やばい楽しみ」、「ありがたい」と盛り上がった。
そして今年5月下旬、これまでにない勢いで検索数が上昇している。現在放送中のアニメ「呪術廻戦」と「進撃の巨人The Final Season」の制作発表が行われたのが、このころである。