プロ野球への復帰を目指していた新庄剛志さん(48)。2020年12月13日までにオファーはなかった。同日午後、自身のインスタグラムで復帰を断念したと報告。「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になり、ただただ悔しいし情けない。身の程を知りました!」と心境を吐露した。
ただ、新庄さんは野球以外にもタレント、実業家、商品プロデューサー、画家、ユーチューバー、地方競馬全国協会の馬主など多彩な顔を持つ。次に進む道は!?
バイクで車5台越え、絵画展で自作を披露
新庄さんはプロ野球引退後、2011年からは移住したインドネシア・バリ島で、プロレーサーを目指してモトクロス競技の練習をしていた。13年11月に放送したスポーツバラエティー番組「炎の体育会TV」(TBS系)内では、モトクロスバイクで大ジャンプを披露。乗用車5台越えに挑む企画に挑戦した。
また、絵画に力を入れていた。2008年には初の絵画展「Shinjo's Gallary in Fukuoka 『Life is Art』」を開催したほどだ。ここでは自画像「Shinjo is Shinjo-II」や、好きなバリ島の波を描いた「人生のWAVE」などのエアブラシアート作品13点を披露した。当時、自身の作品を公式ブログでも公開している。
所有していた馬の名前は「タノシンジョイ」
さらに、新庄さんは2009年から数年間、船橋競馬で馬を1頭所有していたことも。馬の名前は「タノシンジョイ」。国内最大級の競馬情報サイト「netkeiba.com」内のタノシンジョイのページには、馬主の名前欄に確かに「新庄剛志」とある。馬は40戦4勝だったようだ。
ツイッターには
「野球人だった新庄って画家やってんの?」 「そういえば新庄ってどうしてるんだろと思ったら肩書に『馬主』もあって笑った」
など、幅広い分野に手を出す新庄さんに驚きの声もあがっている。
タイムリミット当日、20年12月13日朝放送の「サンデーモーニング」(TBS系)では、張本勲氏(80)が新庄さんについて、 「返事がないみたいだから、別の道で頑張ってもらいたい」、「無理だわな、もう年も48(歳)だから」とばっさり。しかし、
「この人は人気あるからどこにいっても案外人気が出ると思う」
と続け、どの分野でもやっていけるのではないかとエールを送った。