「活動を続けることが恩返し」今後の展望は
クラウドファンディングで達成した広告は現在、調整中で2021年1月以降に渋谷で公開予定だ。小竹さんは支援者に感謝しつつ、今後もこの活動を続けていきたいという。
「この活動を続けることが、支援してくださった皆様への最大の恩返しだと思っていて、なるべく長く続けていきたいです。誹謗中傷の声が『データとして減った』と言えるところまでやり切りたいと思っていますので、引き続きご支援よろしくお願いします」
今後は、誹謗中傷があふれそうなタイミングで「#この指とめよう」に関するツイッタープロモーションを掲示するなど、活動を振り返るタイミングを設けることを検討している。さらに教育機関など官公庁とも連携していくことや、この活動を形に残したいという抱負も語った。
「SNSをどう使っていいかっていう明確な教科書とかルールブックがない状態なので、教育機関と連携して、Kindleなのか書籍化なのかホームページなのか、歌なのか...そういった形で残るものにしていきたいと思っていて。広告ってどうしても、掲載期間が終わると終わってしまうものではあるので、伝えたい人が持ち歩けるような何かを作りたいなという風に思っています」
またこの活動はまだ第一弾であるとして、他の社会問題などにも働きかけていきたいと意気込む。そのためには多くの人に知ってもらうことが大切だとして、小竹さんはSNSでもメディアでも積極的な発信を続けている。
(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)
「SNS誹謗中傷」を止めるためのメッセージ広告を作りました。実際の広告掲出を目指してクラウドファンディングを立ち上げます。
— 小竹海広|コピーライター GO (@0dake) October 28, 2020
ご寄付でもRTでもリプライでも何でも嬉しいです...。どうか皆さんの力を貸して下さい...!誹謗中傷とめたい人この指とまれ!#この指とめようhttps://t.co/8dZ1CE2eky pic.twitter.com/y9vbvjedS8