2020年12月10日、漫画アプリ「少年ジャンプ+」にて、アメコミ出版社マーベルの人気ヒーロー「デッドプール」を題材とした漫画「デッドプール:SAMURAI」の連載がスタートした。
日本の漫画でも平常運転
「デッドプール:SAMURAI」は、マーベル・コミックスと少年ジャンプ+のコラボ企画の一環として2019年10月に公開された同名の読み切り作品を連載化したものだ。同作では「デッドプール」のほか、「アイアンマン」などマーベルヒーローたちも登場する。
笠間三四郎さん原作・植杉光さん作画のタッグによる同作は、第3話までは週刊、その後は隔週での公開となるという。
「デッドプール」は戦闘技術に長け高い治癒能力を持つスーパーヒーローでありながら善悪にこだわらず、突拍子もない行動をとるトリックスター的なキャラクターである。
「デッドプール:SAMURAI」でもそのトリッキーさは健在で、やりたい放題のメタ的展開が繰り広げられるストーリーに「前回の最高のコミカライズ。まさか連載するとはな、今後の楽しみが増えたよマジで」「最高や!最高にデップーや!前の読み切りの時からカズキングに次いでマーベルキャラを分かってると思ってました!惜しむらくは短期連載だということか......」と絶賛する感想コメントが続々と投稿されている。
「最低過ぎて最高だw」
ツイッターでも、公開となった10日の午前0時頃からツイートが増加。「これはデッドプールw」「デップー読んで『銀魂みたいだな』って思う日が来るなんて......」「ジャンプ+のデッドプール、最低過ぎて最高だw」など、怒涛の展開に思わず笑ってしまったというツイートが多い。
アメコミを原作とする同シリーズをアレンジし、日本の漫画ネタなどを取り入れたストーリーだが、「デップーがおおむね映画の設定でわかりやすかった 原作はわかりにくいギャグとか多いけどこれだったら日本人にわかりやすくかつ面白くデッドプールを知ってもらえるんじゃないかな?」「もう最高やん。映画のデップそのままやん。MARVEL好き、デップ好き、絶対読んで!無料だから!!」など、広く受け入れられているようだ。