ドネア辞退で... 不運続くロドリゲスにWBC「暫定王座戦」が急浮上

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   ボクシングのWBC世界バンタム級4位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が暫定王座決定戦に出場する可能性が浮上した。ロドリゲスの地元プエルトリコメディア「Primera HOYA」(WEB版)が2020年12月10日、報じたもので、ロドリゲスのプロモーターが、12月19日の試合が暫定王座決定戦となる可能性を示唆。対戦相手はレイマート・ガバリョ(フィリピン)を予定しているという。

   当初、12月19日にWBC世界バンタム級王座決定戦が行われる予定で、同級4位のロドリゲスは、同級1位ノニト・ドネア(フィリピン)と王座を争うことになっていた。ところが12月10日にドネアが新型コロナウイルスの陽性反応を示したことが発覚。ドネアが王座決定戦の出場を辞退したことで王座決定戦は宙に浮いていた。

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「マニーは彼を倒すだろう」

   「Primera HOYA」によると、ロドリゲスのプロモーターであるファン・オレンゴ氏は「ガバリョがWBCのランキングでトップ15位以内に入っていないため、試合は暫定タイトル戦になるかもしれない。少なくともマニー(ロドリゲス)は勝たなければならない」と語り、ロドリゲスが試合に勝った場合、休養王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)と対戦するとしている。

   また、オレンゴ氏は対戦が予定されるガバリョについて「彼は若くてハングリー」と評した一方で「マニーは誰とでも戦わなければならない。マニーは彼を倒すだろう。その準備は出来ている」と自信をのぞかせた。

   ロドリゲスは2019年11月にWBC世界バンタム級挑戦者決定戦に出場する予定だったが、対戦相手のルイス・ネリ(メキシコ)が前日計量で体重を超過し、試合は中止となった。新型コロナウイルスの影響もありロドリゲスはしばらくリングから遠ざかっており、2019年5月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で井上尚弥(大橋)に2回KO負けしたのが最後の試合となっている。

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