アイドルグループ「AKB48」に所属する峯岸みなみさんが2020年12月9日、自身のYouTubeチャンネルに柏木由紀さんとの対談動画を公開した。AKBの課題や自身の卒業について語り合う動画は1日で10万回以上再生され、YouTubeの急上昇ランキング23位をマークした。
「みんなやれば出来るけど...」
始めに1期生である峯岸さん(05年加入)と3期生である柏木さん(06年加入)はAKB48が12月8日に結成15周年を迎えたことを祝福した。
次にAKBを支えるレジェンドメンバーとして「昔と今の違い」について、峯岸さんは「今のAKBは個性が無いわけじゃなくアピールできる場所が少なくなった」と語り、柏木さんは「昔のAKBは個人戦、今のAKBは団体戦。よくも悪くもバランスを取ろうとしている」と回答した。
さらに柏木さんは、昔は個人の努力がAKBの周知に関わっていたため、「シンプルにガツガツ感が違う」と意見し、先輩である自身らの課題について「この子はこういう子ですって、後輩の個性を表に伝えていくことかもね」と話している。
また動画の後半では「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)でのリハーサルについて、「みんなやれば出来るけど、周りの様子をうかがうからパフォーマンスのレベルが下がっちゃう」と振り返り、「説教ババアみたい!」と自身らにツッコミを入れた。
動画では元メンバーである指原莉乃さんの影響や自身らの卒業についても語っており、峯岸さんは概要欄で、
「ゆきりんとAKBについて語ったら、アイドルとしての考え方が素晴らしくてうぉーーーー!てなりました。どうすればファンの方が喜んでくれるのか...そんなゆきりんの姿勢は、AKBのこれからの活動のヒントになると思いました」
と有意義な対談だったと伝えている。
コメント欄には「グループ全体のことを色々考えているんだね」「みんな様子伺うから全体のレベルが下がるってところAKBの一番の課題点だと思うな〜。努力の姿を見せて成長していくのが昔からAKBのカラーだからもっと弾けて欲しい!」など、共感や応援の声が相次いでいる。