富良野市21万人、稚内市33万人、留萌市22万人――。
TBSの情報番組「ひるおび!」で、北海道のコロナ感染状況を報じる中で、道北の自治体人口を大幅に間違って報じるハプニングがあった。
「桁」を間違えた?
2020年12月9日の「ひるおび!」では、北海道でコロナ感染者が急増し、旭川市では自衛隊による医療支援が始まったニュースを報じる中で、旭川市を含めた道北6自治体の人口をテロップで示した(道北には他にも名寄市・士別市などの自治体がある)。
ところが、この6自治体(旭川市・富良野市・稚内市・留萌市・利尻町・礼文町)の人口のうち、旭川市・利尻町・礼文町の人口は統計通りだったものの、富良野市の人口が21万人(実際は約2万1000人)、同じく稚内市が33万人(3万3000人)、留萌市が22万人(2万2000人)と10倍に間違って表示されていた。また6自治体の合計人口も「約109万5000人」と大幅に水増しされたデータがテロップで掲げられた。
これには視聴者から「桁間違えたっぽい」という驚きや批判とともに、
「首都圏に住んでる奴は『市』を名乗る自治体が10万もいないなんて夢にも思ってないのだろう」
「そこに20万都市いくつもあったらJR北海道さんは、こんなに経営苦しんでないんですよね」
「『市の人口が2万人なわけねーよな!(都民感覚)』でやらかしたでしょ」
といったツッコミの感想もSNSに投稿されている。
その後番組では、前出の合計人口について「正しくは40万8600人でした」と訂正を行った。
TBSも12月10日のJ-CASTニュースの取材に対し、「番組内で放送された内容が全てで、番組内で訂正しております」と答えている。