ミロ「爆売れ」余波で競合製品も好調 「増産計画を組んでいる」社も

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「ココア飲料を扱うメーカーとしてありがたいこと」

   実際に「ミロブーム」の影響を受け、売り上げを伸ばした製品もあるという。ロート製薬の広報担当者は12月9日、J-CASTニュースの取材に対し、「セノビック」の売り上げについて「店頭商品に関しては、11月頃から出荷個数も伸びており、おそらくミロブームの影響とみています」と回答。「いまのところは販売休止の予定はありません」としつつも、「増産などは販売状況をみて対応していく予定」とした。

   また、森永製菓の広報担当者も「牛乳で飲むココア」が前年比120%の売り上げを記録したと明かす。現在は「増産計画を組んでいる」段階だとした。

   2社は今回の「ミロブーム」をどう受け止めているのか。広報担当者はこう語った。

「コロナ禍で健康志向が高まっている影響もあり、食事感覚で手軽に補給できることも受け入れられているのかな、と感じています」(ロート製薬の広報担当者)
「子供が飲む物というイメージの強いココア飲料に、大人の方々にも着目してもらえたということは、ココア飲料を扱うメーカーとしてありがたいことだと思っています」(森永製菓の広報担当者)
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