「ミロがなければセノビックを...」「ミロではなくセノビー派」
そんな中で脚光を浴びているのが、ミロと同じ栄養機能食品でココア味の競合飲料だ。
例えばロート製薬の「セノビック」は、ミロと同じく成長期の子どもをターゲットにした飲料シリーズ。20年10月29日には新商品「セノビックPlus」を発売し、ミルクココア味やカフェオレ味など5フレーバーを展開している。また、森永製菓は「成長期サポート」を掲げたココア「セノビー」と、大人向けココアの「ホネグッド」を販売。いずれの商品も「1杯で1日分のカルシウムが摂取できる」ことを売りにしている。
今回のミロの販売休止を受け、ツイッター上では、
「ミロがなければセノビックを飲めばいいじゃない」
「我が家はミロではなくセノビー派」
とこれらの「代替商品」への注目が集まったのだ。
「セノビック」や「セノビー」「ホネグッド」といった商品は「ミロ」よりもやや割高だが、グラム当たりの鉄分量はミロよりも多い。また、ミロと価格が近い競合製品として森永製菓の栄養機能食品「牛乳で飲むココア」(200グラム)もあり、こちらにもカルシウムや鉄分が含まれている。