群馬県草津町で女性町議のリコールが成立したことを巡り、同じ草津の名が入る滋賀県草津市に「爆破予告」メールが送りつけられ、町と市それぞれが対応に追われている。
ネット上などでは、ある「犯人像」が推測されている。
タイトルは「『草津町の女性議員リコール』に加担している者達へ」だが...
「『草津町の女性議員リコール』に加担している者達へ」。草津市の危機管理課にJ-CASTニュースが2020年12月9日に聞いたところでは、市のサイトの問い合わせフォームを通じて7日に届いたメールには、こんなタイトルが付けられていた。
一方の草津町では、町長からの性被害を訴えた町議へのリコールによる住民投票が6日に行われ、9割超が賛成してこの町議は失職した。このことが報じられると、「♯草津温泉には行かない」とのハッシュタグに一部で賛同する声があり、町の総務課によると、リコールに抗議する同様な声が9日までに数十件寄せられている。
ところが、メールは草津市の方に届き、市によると、文面は次のような内容が書かれていた。「12月10日午前3時34分~午後4時33分に草津町と草津市内の役所、温泉施設(以下略)」などで「コロナウイルス入り爆弾」などの「爆破を実行します」としている。
このほか、「リコール投票に賛成した者を射殺する」などの文面もあったという。
市にとっては、とんだとばっちりの形のようだが、ツイッター上などでは、ある「犯人像」を挙げる指摘が出ている。