お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんは2020年12月8日に自身のツイッターを更新し、出演オファーがあった番組について「ただただアニメブームに乗っかろうとしている感じ」と苦言を呈した。
「鬼滅の刃」のヒットなどでアニメブームに沸いている昨今だが、岩井さんによると番組側がアニメ業界の事情を「全く理解してない」状況だったという。
アニメがテーマのラジオ番組も経験
岩井さんは18年4月〜20年3月にかけてアニメをテーマとしたラジオ番組「ハライチ岩井勇気のアニニャン!」(TBSラジオ)でMCを務めるなど、芸能界きってのアニメ好きとして知られる。
日本中が劇場版「鬼滅の刃」のヒットに沸いていた10月25日には「鬼滅の刃ももちろん面白いけど、前々からヴァイオレットエヴァーガーデンが素晴らしいって言ってるんだけどそろそろ観てくれた?まだ劇場版間に合うから観てね」と、「鬼滅」以外にも魅力的な作品があることを伝えていた。
そうした中、12月8日に岩井さんは「番組のアニメ特集的な回に、アニメ好きゲストとして出ることになって打ち合わせしてみた」と報告。しかし、「アニメ映像使用の許諾をとる事と、声優さんの多忙なスケジュールの中で番組に出てもらう難しさを製作側が全く理解してなくて白紙に戻ることが多すぎる」と番組側の理解不足を指摘した。その上で、
「ただただアニメブームに乗っかろうとしている感じ」
と苦言を呈した。
岩井さんのこのツイートに対しては、9日11時現在で1万を超える「いいね」が集まっている。また、ツイッターユーザーからは「人気のアニメで視聴稼ぎしようっていう魂胆が丸見え」「理解も知識も敬意もなく流行りにただ飛びついてるのはなんだか悲しい」と共感の声も寄せられている。
番組のアニメ特集的な回に、アニメ好きゲストとして出ることになって打ち合わせしてみたら、アニメ映像使用の許諾をとる事と、声優さんの多忙なスケジュールの中で番組に出てもらう難しさを製作側が全く理解してなくて白紙に戻ることが多すぎる。
— 岩井勇気 ハライチ (@iwaiyu_ki) December 8, 2020
ただただアニメブームに乗っかろうとしている感じ。