「実例として学生一人で行くことは現状少ない」
そしてSNS上で寄せられた「援助交際のようだ」といった声に対しては、目的とは違う使用方法が出来ない仕組みを作っていると説明した。
「あくまでも採用に特化したマッチングの機会の創出をアプリケーションを介して実現しております。
利用目的以外のご活用に関してはサービス内にて運用上検閲を行っております。モラルを守ってご活用頂くための特徴として、経営者(人事決裁者)と学生に関しましては本名且つフルネームのご提示を徹底しておりますので一定の抑止力を発揮している現状です。 また、昨今の状況を踏まえまして実際に会ってお食事をしている際にSOS申請が出来るようユーザー様に安心してご活用できるよう運営体制を強化、並びに整備しております。 上記の施策を通して目的とは違う使用方法が出来ない仕組みを作っております」
さらに担当者によれば、これまでセクハラ被害の相談が寄せられたことや、強制退会措置を講じるような出来事はなかったという。インターネット上では「女性の就活生と男性の会社員」のマッチングではないかという見方をされているが、「就活支援サービスとなっておりますので、大学生であればどなたでもご利用いただけます」として、男子大学生でも利用することはできる。
また担当者は、
「基本的には1対1での本音で話して頂きたいという想いでサービスをスタートさせています。ただし、実例として学生一人で行くことは現状少ない状況で複数人で行くことも双方の同意のもとで経営者と学生が会うことを選択は可能です」
という。そして、最後にこう述べた。
「株式会社TUMとしては、全国の大学生を応援するためのプラットフォームへサービスを5年間かけて推進しております。これからの未来を担う学生にとっても一つでも多くの出会いが"地方創生"や"成長"に繋がっていけば大変うれしく思います」