「M 愛すべき人がいて」でも描かれた
今をさかのぼること21年。1999年12月24日に生放送された「ミュージックステーション スーパーライブ」(テレビ朝日系)で、浜崎さんは「appears」を歌唱中、歌い出しで突如として号泣。持ち直して歌唱を続けるも、中盤にも歌詞に詰まるシーンがあった。ただ、その後は危なげなく同曲を歌い上げ、無事、役割を全うしたのだった。
当時の様子は浜崎さんの自伝的小説「M 愛すべき人がいて」に記されているほか、2020年に放送されたドラマ版(テレビ朝日系)では、時期こそ2000年の夏頃に改変されていたものの、当時を意識したシーンが放送されていた。また、号泣の原因は、エイベックスの松浦勝人会長(当時は専務)との仲がうまくいかなくなり始めたことであることが、これらの作品で明かされている。
そんな「12月24日・クリスマスイブ」に開催するコンサートともあれば、浜崎さんとしては自然と気合が入ってしまうのも無理はないのかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)