「松竹風の舞台やけど、ほっしゃんで吉本になっとる」
また、主人公以外の出演者にも「連想」を誘発する要素があるようだ。12月8日に放送された第7回では、劇中劇のシーンで元ほっしゃん。の星田英利さんが、作中で「喜劇界のアドリブ王」と位置付けられる須賀廼家千之助役で出演。星田さんといえばお笑い芸人時代から吉本興業の芸能人として知られており、このため、第7回を見た視聴者からは、「松竹風の舞台やけど、ほっしゃんで吉本になっとる」といったツイートが相次ぐなどした。
まだ、同じく第7回では、演目を伝えるポスターに、板尾創路さんを描いたと思われるイラストが掲載されているのが映るシーンも。板尾さんは「おちょやん」に「喜劇の巨人」と名高い須賀廼家万太郎役で出演することが発表されており、これら、鉄道でいうところの「他社の乗り入れ状態」とでも言うべき配役もまた、「おちょやん」と「わろてんか」が視聴者の頭の中で並んでしまう理由の1つと言って良いだろう。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)