「麻生さんもマウスシールド使ってましたよね」
その形状から見ても、およそ、飛沫を防ぐことは出来ないように見える、これら、「マウスシールド」と「フェイスシールド」。専門家の指摘はもちろん、その指摘と同様の指摘は、前述のもののように渡部さんの会見を見たとする視聴者から上がったのはもちろん、以前から、テレビに出演する芸能人が着用する姿を見た視聴者から疑問の声が上がっていたのも事実だ。
また、これらの声に加えて、前述の廣橋氏のツイートには、「麻生さんもマウスシールド使ってましたよね」といったリプライが付くなど、麻生太郎財務相らの政治家がテレビに映る姿も影響力が大きいとする反応が寄せられている。
なお、渡部さんの会見の2日前となる1日には、同じく医師の岩田健太郎氏がツイッターで、「マウスシールドは概ねフェイクシールド」と、やはり、マウスシールドの効果の低さを指摘。マウスシールド同様、コロナの流行で一躍知名度が上がった「フェイスシールド」の「フェイス」と「フェイク」を引っ掛けて、やはり、その効果を疑問視するツイートを行っているほど。コロナの流行が「第3波」を迎えたとみられるこの状況下では、芸能人や政治家と言う社会的影響力が大きい人物の「感染対策」に対し、より一層の注目が集まりそうだ。