ビートたけし「ちょっと腕がなさ過ぎた」
これにより、活動休止期間が「延長」されてしまった渡部さんだが、今後、やはり渡部さんが復帰を望むのであれば、今回の会見が「半年遅れの謝罪会見」だったと位置づけた上で、再度、復帰会見を開く必要があるだろう。実際、渡部さんは3日の会見で、記者から「謝罪会見なのか? 復帰会見なのか?」との問いに対し、「謝罪会見です」と回答しており、となれば、再度の活動休止期間を経た上で復帰会見を行えば、今度は、「渡部は謝罪会見と活動自粛の順番が逆やろ」といった批判は出てこなくなるからだ。ただ、その場合、もはや、渡部さん単独による記者会見はすべきではないかもしれない。
というのも3日の会見について、5日に放送された「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)でパネリストを務めるビートたけしさん(73)は、会見について、「笑いをとって恥をかかないと」「ちょっと腕がなさ過ぎた」と、その「敗因」を分析し、渡部さんのお笑い芸人としての力量が会見を開くに足りていないとの指摘を行っていたのだ。
となると、今後、渡部さんが復帰会見を行う際には誰かの助けが必要になるわけだが、それを務めるのに最も適切と考えられるのが、やはり、相方の児嶋一哉さん(48)だ。相方たる児島さんが復帰会見に同席すれば、それはすなわち、相方が渡部さんを許したということであり、妻の佐々木希さん(32)に離婚の意思がないとされる現状では、もはや、「視聴者が渡部さんの周囲の人間の怒りを代弁する」ことは出来なくなるからだ。
それを見越してか、6日の「ワイドナショー」で松本さんは「こういう時こそ相方と向き合うことが大事なんじゃないかと思った」とも発言していた。この言葉を噛み締めることこそ、今の渡部さんが最もすべきことなのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)