後輩の才能見抜く「予言」
それぞれが上り調子になっているが、2年前の時点で各メンバーのポテンシャルを「見抜いて」いた若月さんの洞察力も一目置くに値する。若月さんは卒業発表後の18年10月のSHOWROOMで、3人の持ち味についてこう話していた。山下さんには
「美月はもう次世代の乃木坂を担うエースとして、頑張っていけるポテンシャルをたくさん持っているし、画面見ていても『美月ってやっぱり映えるな~』ってずっと感じていたので、軍団員って立場じゃなくても輝けるなぁと思います」
と話し、梅澤さんについては
「梅ちゃんは舞台とかも今年すごいやってて...既に貫禄というか、度胸がすごくあって、頑張らなきゃいけないってきっちり自分で決めたらそこに向かって折れることなくしっかりやっていく姿が格好いいなって純粋に思ったので、そこは心配ないかなって」
と仕事への姿勢を信頼し、阪口さんへは
「たまこは本当にね、私は絶対化けるって思ってるんですよ。たまちゃんはパフォーマンス面でダンスが上手いってこともあるし、ライブ中にモニターを見ていてもすごく表情も上手くて、『あっアイドルだ』って素で言っちゃうくらいなのよ。若いし、可愛さをアイドルとしてきっちり出せる人だと思ってて、絶対に乃木坂に欠かせない存在になると全国ツアーで確信しました」
とパフォーマンススキルを見抜いていた。ちなみに阪口さんのセンター抜擢を聞いた若月さんは、「すごいじゃん!楽しんでね!」とエールを送ったそうである(11月28日の阪口さんのSHOWROOMより)
以前からこの軍団を応援していたファンからは、相次ぐ吉報に「若様軍団が最強になってしまう」といった喜びの声も出ている。今後もアイドルファン以外へも爪痕を残していきそうな彼女たち、これからも気になる存在だ。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)