「引退発表」キートン山田に労いの声  まる子役・TARAKOは「一人で泣きました」

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   国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)で、約30年にわたってナレーションを務めてきたキートン山田さん(75)の「引退発表」に、ツイッターでは労いの声が寄せられている。

   キートン山田さんは2021年3月28日の放送をもって、「ちびまる子ちゃん」を卒業。所属事務所の発表によれば、3月末日をもって「引退」するという。

  • キートン山田さん
    キートン山田さん
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「あの名セリフが聞けなくなると寂しい」

   1990年の放送開始時から「ちびまる子ちゃん」のナレーションを務めてきたキートン山田さん。登場キャラクターへの冷静なツッコミや、前後編の際に流れる「後半へ続く」といったセリフでおなじみだ。

   番組卒業にあたっては本人より申し出があったという。キートン山田さんは「ちびまる子ちゃん」からの卒業発表につき、

「・・・・・・・・・・スタッフの皆さん、・・・・・・・・・・キャストの皆さん、・・・・・・・・・・・そして『ちびまる子ちゃん』ファンの皆さん、ありがとうございました!! 番組はまだまだ『後半へつづく』 のである」

とコメント。

   ツイッターでは、キートン山田さんに対する労いの声が寄せられている。

「心温まるナレーションありがとうございました!」
「個人的にはキートン山田さんのツッコミ目当てで見てたので残念です」
「あの名セリフが聞けなくなると寂しくなります」
「お疲れ様でした 日曜が終わってしまう憂鬱感も半減するまる子ちゃんに厳しめの大好きなナレーションでした」

   また、キートン山田さんは「ちびまる子ちゃん」以外にも、「銀河英雄伝説」「ドラゴンクエスト」「機動戦士Ζガンダム」「ゲッターロボ」といった数々の作品に出演。

「自分の中ではやはりアベル伝説のヤナックが印象的な、この方にしかできない声優さんです。本当にありがとうございました!」
「キートン山田さん、銀河英雄伝説のキャゼルヌ中将役でほんとによかった」
「本当にお疲れ様でした。まるちゃんのナレーションが印象深いけど、ゲッターロボの神隼人のニヒルな感じとか、ゼータのジャマイカンの存在感とか好きでした」

といったコメントが見られる。

津久井教生「心からの感謝でいっぱい」

   キートン山田さんの引退を受け、声優陣からもコメントが寄せられている。

   「ちびまる子ちゃん」でまる子(さくらももこ)を演じるTARAKOさんは、「かなり前から知っていた」としつつ、

「誰にも言わないでということだったので本当に誰にも言いませんでした 一人で泣きました」
「キートンさんとも 二人でお話しさせていただきました 変わらないお心は強く 諦めました」

と12月5日に自身のツイッターで投稿。「チームまる子 がんばるっきゃないなあ」と締めくくっている。

   穂波たまえ役を演じる渡辺菜生子さんは、

「大尊敬するキートンさん赤色のハート、お話を伺った時は、とてもショックでしたが、今後のキートンさんのお幸せを心より思っております」

と投稿している。

   また、声優の水島裕さんは、

「『キートン山田さん』が来年の3月で引退されるそうです。
僕たちは、『俊ちゃん、俊ちゃん』と呼ばせて貰っていました。
穏やかで、とても距離感が近い先輩です。
来年の3月までに、どこかの現場でお会い出来て、ちゃんとお礼が言えると良いな」

と投稿。

   「ニャンちゅう」の声で知られる津久井教生さんは、

「キートン山田さん、40年ほど前に挨拶させていただいて、すぐに舞台をご一緒させていただき...ずっと前を歩いている素敵で優しい先輩です、心からの感謝でいっぱいです」

と自身のツイッターに感謝を綴っている。

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