「彼は胸の中で永遠に生き続けてくれる」 大泉洋、三浦春馬との思い出を振り返る

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   俳優の大泉洋さん(47)は2020年12月4日、所属事務所公式サイト上の「CUE DIARY」を更新。同日に地上波放送された映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018)で共演した三浦春馬さん(享年30)との思い出を綴った。

   三浦さんは今年7月に死去。その内容はツイッターでも話題となり、「泣いてしまった」「洋さん、ありがとう」といった声が寄せられている。

  • 大泉洋さん(2009年撮影)、三浦春馬さん(2008年撮影)
    大泉洋さん(2009年撮影)、三浦春馬さん(2008年撮影)
  • 大泉洋さん(2009年撮影)、三浦春馬さん(2008年撮影)

「僕と一緒にずっと走ってくれました」

   「こんな夜更けにバナナかよ」は、筋ジストロフィーを患った主人公・鹿野靖明と彼の生活を支えるボランティアの交流を描く、ノンフィクション小説を原作とした作品。12月4日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で放送されると、ツイッターでは「#こんな夜更けにバナナかよ」「#三浦春馬」「春馬くん」といった関連ワードがトレンド入りした。

   主人公を演じた大泉さんは、「今日、これから、」というタイトルで、同日にCUE DIARYを更新。自身の役作りに三浦さんが付き合ってくれていたようで、当時の思い出を以下のように振り返っている。

「この映画の北海道での撮影で、三浦春馬くんと、豊平川の河川敷を毎日のように一緒に走った事が昨日のことのように思い出されます。
自分は特に痩せなきゃいけない役でもなかったのに、僕と一緒にずっと走ってくれました。 本当に真面目で、いいやつで、素晴らしい役者でした」

   大泉さんは、さらに12月11日公開予定の三浦さん最後の主演映画「天外者」にも触れ、

「今日のこんな夜更けにバナナかよと共にどうぞこの映画も皆さんの心に刻み込んで下さい。彼は数々の作品とともに僕らの胸の中で永遠に生き続けてくれるはずです」

と綴っている。

   ツイッターでは作品に加え、CUE DIARYの内容も話題となり、

「大泉洋さん、ありがとうございます」
「洋さんの思いを思うと涙が」
「ご自身の映画の宣伝もあるでしょうに、春馬君の天外者をおっしゃってくれてありがとうございます」

といった声が寄せられている。大泉さん主演の映画「新解釈・三国志」も11日公開だが、CUE DIARYにそれに関する記載はなかった。

プロデューサー「言葉が、笑顔が、本当に愛おしい」

   「こんな夜更けにバナナかよ」の地上波放送に伴い、プロデューサーの石塚慶生さんは自身のツイッターを更新。当時の撮影を振り返る中で、三浦さんにも触れており、

「『自分に負けたくないから』は現場でのリハーサルから生まれたセリフ。田中くん(編注:三浦さんの役名)の言葉が、笑顔が、本当に愛おしい」

と投稿している。石塚さんの投稿によれば、大泉さん、三浦さんの他に共演者の高畑充希さんも「バナナ部」と称して一緒に走っていたという。

   一方、女性ファッション誌「Ray」(主婦の友社)のウェブ版(2019年1月12日付)には同作に関する三浦さんへのインタビューが掲載されている。

   インタビューによれば、三浦さんは自身の経験から、大泉さんが演じる役どころの大変さを想像していた様子。

「自分も大泉さんに対して何か手助けができたらいいなと撮影に臨みました」

と当時の心境を明かしている。また「バナナ部」で行っていた撮影後のランニングについても触れており、「『こんな夜更けにランニングかよ』って(笑)。河川敷を走って気持ちよかったですね」と語っている。

姉妹サイト