「#チー牛さんと繋がりたい」ハッシュタグ発生
同賞発表時のリリースによると、賞自体はPetrelが「Instagram(インスタグラム)での投稿数やトレンドの先取り感などを基準に独自に選定」したもので、「チー牛」の意味は「なんだかイケていない人物」と説明している。
J-CASTニュースが11月30日、Petrelを運営する株式会社パスチャーの広報担当者に「チー牛」を選出した理由を聞くと「(チー牛に関する)オリジナルハッシュタグなどが発生していることも踏まえ、3位に選定いたしました」とのことだった。
ここで、担当者がオリジナルハッシュタグの一例として挙げたのが「#チー牛さんと繋がりたい」だ。実際にインスタグラムでこのタグを検索してみると、以下のような使用例が確認できた。
・自身の写真とともに「#チー牛さんと繋がりたい」をつけて投稿
・実際の「チーズ牛丼」の写真に「#チー牛さんと繋がりたい」をつけて投稿
・「#おしゃれさんと繋がりたい」というタグとともに「#チー牛さんと繋がりたい」をつけて投稿
パスチャーの広報担当者は「#チー牛さんと繋がりたい」というハッシュタグは「ユーザー同士のコミュニケーションや話題のネタ」として使われていると分析。「三色チーズ牛丼顔」の略称という本来の意味を「含まないまま使用されている機会が多くなっています」とした。
また、単に「#チー牛」というハッシュタグのある投稿に関しては、「チーズ牛丼そのもの」を意味する投稿件数が多くなっていると説明。その上で、インスタグラムにおける「チー牛」というワードについては、「容姿差別といったマイナスニュアンスでは浸透していないかと思われます」と見解を示した。