お笑いコンビ・霜降り明星が2020年12月3日、テレビ番組「やすとものいたって真剣です」(朝日放送テレビ)に登場し、先輩芸人である海原やすよさん、ともこさんらと「確執」があったことを明かした。
「何があったか聞きたい」
事件が起こったのは2017年。「上方漫才大賞」の後に行われた打ち上げで挨拶をしていたやすよさん・ともこさんを、当時まだブレーク前だった粗品が始終「にらんで」いたことからだそう。わけもわからず「恐ろしい顔」を向けられたともこさんは、「あいつ誰やねん!」「なんやあれ文句あんのか! なんや文句あったら来たらええねん!」と激怒。以降、2組はしばらくの間実質共演NGとなったことが明かされた。
しかし、やすよさんは事件がきっかけで霜降り明星を見るようになり、「あいつら面白い」と思うように。「人伝えじゃなくて何があったか聞きたい」ため、今回番組ゲストに呼んだのだと話していた。
そんな先輩芸人に対し、粗品さんは「誤解ですよ!」と動揺しつつも、「僕の感情的には怒ってました」と回想。人生で初めての大会決勝戦、新人賞候補だったにも関わらず、賞は先輩コンビであるトットが受賞するのを目の当たりにした粗品さんは、悔しさのあまりすぐ帰りたいのに「勝った人をみんなで囲んで話聞かなあかん、この体制なんやねん」と悔しさをにじませていたという。そんな思いが爆発し、結果怒りの表情を抑えることができなかったと釈明した。
やすよさん、ともこさんの怒りは噂になり、霜降り明星の2人も事件を東京の現場で聞くハメになったという。せいやさんは、その時謝りに行こうとしたものの「吉本の社員にここ10年(チャンスが)ないかもしれない」と言われたことから、今日まで話ができなかった――と、改めて謝罪した。